GWO基本安全訓練開催 10月5日~9日
朝晩ともにたいぶ涼しくなってきております 。10月5日から9日にかけて今年度第2回目のGWO基本安全訓練が行われました。
GWO BST(Global Wind Organization Basic Safety Training)とは、風力発電業界の従事者に対して行う、安全に関する業界特有の問題や緊急時の対応を習得するための訓練です 。
今回は、シーサバイバルを除く、マニュアルハンドリング・防火と消火・高所作業・応急処置の訓練を5日間で実施しました。
各訓練をご紹介します。まず、初日の防火・消火訓練です。
粉末消火器による消火
次に、2日目及び3日目の高所作業です。
高所作業での基本的な動作や緊急避難の実技
(左)サスペンショントラウマを防止する方法を実演
(右)防御方法及び負傷者の救助風景
4日目及び5日目は、応急処置です。
気道異物除去及び心肺蘇生法の講義風景
頂いたコメントの中から、1つ紹介いたします。
「頭でわかっていても実際にその場にいたときに自分が『どう動くべきか、どう対応すべきか』を問われるもので知識が足りない事や、実践すること、定期的なトレーニングの重要性がわかって、とても有意義な講習であった。今回は、基本的なところを聞いて実践しただけだが、事故は人を選ばず、時間も選ばないことと、全ての講師が言われていた『いざという時は、あなたがたがやらなければいけないんですよ!』という言葉が重くのしかかると共に、モチベーションの向上にもつながった。」
5日間という長い訓練日程でした。期間中を通して、講義では活発な質問が行われ、実技においてもよい緊張感の中での積極的な参加で、より実際に近い形での訓練になったと思います。スタッフも学び多き5日間となりました。皆さんの職場環境の中で、一つでも多くのことが参考になれば幸いです。ご受講ありがとうございました。(NSTCより)