NSTC、アブダビへ飛ぶ
訓練運営部の宮入です。11月3日、アブダビで開催された安全会議に参加してきました。
OPITO Safety & Competence Conference という、石油業界が集まって業界の発展や安全に関して議論する会議が毎年アラブ首長国連邦のアブダビで開催されています。
NSTCからも、所長と私の2名が10時間の飛行機移動をして、参加しました。
会議の合間に、世界最大級のモスク(イスラム教の礼拝堂)、シェイク・ザイード・グランド・モスクを訪れました。
芸術的な造りにただただ見入るばかり。神聖な場所なので、アバヤやカンドゥーラという髪の毛や体のラインを隠す衣装を貸し出してくれます。豪奢な造りに、石油資本の偉大さも実感したり・・・。ラクダのミルクをスーパーで買ってきて飲んだり、普段できない経験をたくさんしてきました。
会議では、大手自動車ブランドのCEOやHSEの代表者、Shellグループからの代表者などが石油価格下落の時期をどう乗り切るか、そしてその際も安全はきちんと担保していかなければならないということを講演し、参加者も交えたパネルディスカッションで時間延長するくらい白熱した議論が為されました。
各種器具メーカーや、訓練所、コンサルタント会社などが出展しているエキシビション
NSTCではこの他、トレーニングプロバイダーが一同に会して訓練運用に関する問題点を話し合う会議や、安全とサバイバルトレーニングに関する協会(IASST)の会議など、海外での会合に参加して積極的に情報収集をし、訓練にフィードバックしています。
帰国後待っているのは、時差ボケとの戦い。今もまだぼんやりしているのは、時差ボケなのか怠け病なのか・・・。