救命艇手同等認定講習実施 2月9日~12日
2月9日~12日 LBO(救命艇手同等認定講習)が実施されました。
救命艇手の業務は、下記の4項目が救命艇手規則に定められています。
● 食料、航海用具その他の物品の救命艇等への積込み、救命艇等の降下並びに海員及び旅客の招集並びに救命艇等への誘導及び乗艇の指揮
● 救命艇等の運航の指揮又はその補佐
● 救命索発射器、救命浮環その他の救命設備の操作
● 救命艇等その他の救命設備(救命胴衣を除く)の整備及び管理
今回の受講者は11名。皆さん同じ会社からのご受講であり、切磋琢磨して学ぶ姿が印象的でした。実技の様子を一部ご紹介します。
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救命いかだの訓練(4日目)では、自分が何を行うべきか迷いました。刻一刻と変化する状況を適切に把握していくことが重要と感じました。
状況の変化に応じて対応していくことは、大変難しいことです。難しい状況の中であっても、その時々の最良の対応が出来るためには、日頃の操練等の積み重ねだと思います。救命艇手は、退船時にとても重要な責任を担っていることを感じ修了証を受け取り、皆さん帰られたと思います。船舶に戻って改めて確認しておきたいことを忘れずに確認し、いざ!という時に迅速かつ安全に仲間を誘導してください。(NSTCより)