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訓練の舞台裏:ホイストオペレーターとHUETダイバー

今週は、梅雨真っ只中で、九州では大雨の降る中でのBOSIET(3日間:6月28日から30日)とFOET(1日:7月1日)の訓練を開催いたしました umbrella蒸し暑かったり肌寒かったりと受講生の方々も、体調管理に大変な季節での開催となりました disappointed_relieved。訓練では、屋外やプールを使用しての普段の生活や仕事場とは違った環境で、普段使わない筋肉を使ったり、通常の生活では馴染みの無いことを体験していただきます。NSTCのスタッフは一丸となって皆様が安全に訓練を修了されるようサポートしておりますが、今回はその中でも特に、BOSIETとFOETに共通する訓練項目であるヘリコプター水中脱出訓練(HUET)を支えるホイストオペレーターとHUETダイバーを紹介したいと思います。

ホイストオペレーターは、HUETにおいてヘリコプターの模擬装置(METS)用クレーンを操作するスタッフで helicopterインストラクターの思い描くヘリコプターの不時着や不時着後に転覆したような動きになるように繊細な操作を心掛けています。インストラクターの指示を受けて、模擬装置用クレーンをボタン操作で意のままに動かし、訓練を演出する影の立役者です。

また、別の立場から訓練を支えるスタッフであるHUETダイバーを紹介したいと思います。HUETダイバーは、HUETには欠かせない存在であり、受講者の安全確保のため、見張り役としてプールに潜っております。

ヘリコプター水中脱出訓練では、模擬装置の中にはインストラクターを2名、外側にHUETダイバーを2名配置し、受講者の動きを見守っておりますので、安心して訓練に臨んで下さい。

BOSIET訓練コメント

「BOSIETを受講しているか否かで、緊急時の生存率が大きくかわるであろうことが今回の講習を通して身をもって感じた。」

FOET訓練コメント

「様々な訓練及び講義を通じてSea survivalはもちろんのこと、その他の船上、洋上における安全確認の気づきとヒントも得られてことが成果であった。
本訓練を、自身の環境にどのようにアウトプットしていけるか考えたい。Emergency caseにおいて、共通の認識を持つことは重要であると感じた。」

なかなか、普段の生活とは異なった環境での訓練ですので、スタッフ一同、快適な環境と受講しやすい雰囲気をつくれるように努めております。

最後になりますが、まだまだ梅雨は続きます。最近は、記録的な豪雨となる記録的短時間大雨情報を頻繁に、耳にするようになりました。皆様の近くで、このような警報が発生しないことを、切に祈ります。

 

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