IRSO会議
こんにちは、品質管理部の近江です。
NSTCのBOSIETコースは、石油ガス業界で働かれる方を中心にご受講いただいております。石油開発企業や海外の洋上石油プラットフォームに納品する機械や部品メーカー職員、研究員、技術者、調査船運航に関わる方(船員や調査員)等・・・様々な方にご受講いただいております。
東京の事務所に勤務する私は、10月半ばから一週間ほどかけて横須賀で開催されましたInternational Research Ship Operators会議に出席致しました。日本語に訳すと、国際調査船運航者会議という会合は、世界中の調査船運航に関わるメンバーが集まり、各々の活動状況や課題、未来に向けて考えていくべきことなどを話し合う場です。メンバー国が持ち回りで開催するもので、今年は日本で開催されました。
NSTCをご受講いただくクライアントの皆様の現状やニーズ、課題などを勉強させていただこうと思い、今年初めて参加致しました。アメリカ、イギリス、オーストラリア、サウジアラビア、中国、ノルウェー、南アフリカ、アイスランド、フィンランド・・・21カ国の代表組織や代表者が集まり、交流を深めながら調査船業務の未来についてディスカッションしました。また、世界各国からの参加者の皆様には、横須賀での開催を主催した日本機関のおもてなしにより、日本文化もたくさん知っていただけたのではないかと思います。会期中に私もおしゃべりした方々それぞれの国の文化を知って、ちょっぴり物知りになれた気分です。
会期中は公用語が英語。司会進行も休憩時間のおしゃべりもずっと英語漬けの毎日で、大学時代を思い出すような勢いでノートを取り、勉強致しました。(もちろん、辞書も引き引き・・・)今回学んできたことや、調査船運航の世界のトレンドや課題がNSTCの今後の業務に活かせるよう、知恵を絞って参ります。訓練のニーズや品質の向上については、このように外に出向いて情報収集することのほかに、受講者の皆様に書いて頂いているアンケートもございます。ご受講の際は、ぜひ忌憚の無いご意見をいただけたらと思いますので、宜しくお願い致します。
(品質管理部 近江)