百聞は一験に如かず
こんにちは。新年度も一ヶ月が過ぎ、いよいよ五月に突入しました。世の中には「五月病」という言葉もありますが、NSTCではそのような言葉とは無縁に受講者の皆様は訓練に励み、スタッフは安全に訓練が遂行できるよう目を光らせております。
さて、4月はSTCW条約基本訓練が3回開催されました。毎年4月になると、社内の新人研修の一環としてSTCW条約基本訓練を受講される会社がありますので、通常よりも多めの回数を年間計画に組み込んでいます。先週も、フレッシュなエネルギー満ち溢れた新入社員の皆様をお迎えして、STCW条約基本訓練を開催しました。
訓練修了後のアンケートの中からいくつか抜粋してご紹介させていただきます。
「トレーニング施設が非常に充実していて、座学だけではなく実技訓練を受けることができ、理解しやすかった。個人的には、実技訓練の機会をもっと設けて欲しかったです。とても有意義な訓練でした。」
充実した施設と実技訓練を満喫していただき、ありがとうございます。実技訓練の機会に関しましては、基本訓練(5日間コース)はIMOモデルコース1.13、1.19、1.20、1.21の全てを網羅するコースで内容を凝縮してご提供しておりますため、実技が充実しているのはもちろん、座学の時間もしっかり設けられています。皆様は、5年後までの間に更新講習をご受講されることになりますが、更新講習は2日間コースで、ほとんどが実技訓練で構成されています。5年の間に、またお越しいただけるのをお待ち申し上げております。(NSTCより)
「忘れ物をしてしまい、ご迷惑をおかけしました。助かりました。講義は大学で受けた内容も多かったが、実際に講義の後に実技をする体験は初めてで、ただ見るのと自分がするのは全然違うと感じた。今回身に付けた知識を忘れないように乗船したい。」
NSTCが提供するヘリコプター乗員向け不時着対応訓練の広告に、このようなものがあります。
「百聞は一見に如かず」・・・ではなく、「百聞は一験に如かず」。アンケートでいただいたお言葉は、まさにこのキャッチコピーを表現していると思います。見るだけでなく、体験することで理解力・対応力が深まることを実感していただきましてありがとうございます。また更新講習でお会いできることを心待ちにしております。
(NSTCより)
今回ご受講いただきました新入社員の皆様、それぞれの会社でのご活躍をお祈りしております!!
(品質管理部 近江)