実生活に役立つ訓練を!
会社が皆さんを派遣する安全訓練は、職場に役立つだけのものではありません。
二児の父親として、子供たちの肉体的/精神的な健康を維持し、教育や衣食住を提供するなど様々な責任を負っています。子供の健康についてよく見落としてしまうことは、事故は起こってしまうということです。
安全訓練を受けて自宅に持ち帰ることのできる大切なことの一つに、このような事故が起こる可能性を可能な限り減らし、もしも万が一起こってしまった時に対処できるような能力というのがあります。
我が家も夫婦で子供の怪我で病院に駆け込むことがありますが、病院に到着する前にできるだけ子供にとってできるだけ快適なケアを施せる技術があって良かった、と心から思います。
皆さんも、NSTCでどのコースを受講しても仕事のために学んでいることが日常でも役立つんだ、ということに気付くかと思います。
例えば、STCW基本訓練コースでは、消火訓練や応急処置、シーサバイバル、個人の安全と社会的責任という内容を提供しています。
消火訓練は、もしも家で火災が発生した時のための訓練として活かすことができるし、家族でどのように避難して集合すれば良いのかを計画するきっかけにもなります。
応急処置では、もしも事故が起こってしまった時に、擦り傷や切り傷の治療や腕や脚の怪我をどのようにサポートしたり副木を当てたりすれば良いのかを訓練します。
海やプールなどの水回りに遊びに行く際は、シーサバイバルで学ぶ背浮きや救命具の基本を学ぶことが役立ちます。泳ぎが得意で無い人には特に役立つでしょう。
個人の安全と社会的責任という講義では、事故の対処や防止する方法について詳しく見ていきます。実生活のリスクやハザードをコントロールするためにこの情報を活用することができます。
NSTCで受講する際に、これは仕事のための資格を取るためだけの訓練では無く、自分のより良い暮らしのためのものでもあるのだ、ということを忘れないでください。
皆さんのご受講をお待ちしています。
(訓練部 ロバート)