日本初!STCW条約基本訓練の認証取得
3月27日、NSTCは一般社団法人日本海事協会(Class NK)よりSTCW条約に定める基本訓練(コードA-6/1節の2に規定される「基本訓練」:IMOモデルコース)の認証を取得しました。
証書授与式:冨士原NK副会長と小池ニッスイマリン工業社長
証書授与セレモニーの後、日本海事協会の皆様にフリーフォール式救命艇の進水と、同日に開催されていたOPITO認証のBOSIETコースのハイライトでもあるヘリコプター水中脱出訓練をご見学いただきました。
ダビット式救命艇設備とフリーフォール式救命艇の進水のご見学
フリーフォール式救命艇の進水を見守る
特に、海事関係のプロであってもヘリコプター水中脱出訓練をご覧になったのは初めてで、興味深く見学されていました。
ヘリコプター水中脱出訓練のご見学
ヘリコプター模擬装置の転覆を真剣な眼差しでご覧いただいた
STCW条約はこれまで幾度か改正を繰り返しておりますが、人的要因による海難事故の増加に対応し、1995年と2010年の改正において基本訓練の実施が規定され、船員の技能育成のための訓練の重要性が再確認されました。
NSTCでは、改正されたSTCW条約に基づいた要件を満たした「基本訓練」を5日間で提供します。今回の認証を機会に、今後も訓練の品質向上に努め、海洋産業に従事する皆様の安全に貢献できるよう、スタッフ一同邁進していきたいと思います。
STCW訓練やNSTCの提供する訓練に関するお問い合わせは下記メールアドレスへお願い致します。
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