OPITO認証BOSIETコース開催 9月24日~26日
10月に入り、すっかり秋らしい空になりました。銀杏並木を歩いていると、銀杏の実が落ちていて、踏まないように歩くのが大変です。9月24日から3日間、NSTCではOPITO認証BOSIETコースが開催され、8社から大勢の受講者の皆様にご参加いただきました。今回は、外国からの受講者もおられたため、英語での講義も同時開催。また、偶然同じ苗字の受講者が三組もいらしたので、下のお名前でお呼びする機会もあり、フレンドリーな雰囲気の訓練となりました。
今回は、水中脱出訓練の様子をお伝えします。
まずは講義でEBS(非常用呼吸具)の説明
EBSの使い方に慣れるための練習
ヘリの模擬装置が転覆!そこから脱出します。
頂戴したコメントの中から、いくつかご紹介したいと思います。
「訓練中の雰囲気が受講前に思っていたよりもかたくなくて、リラックスして訓練を受けることができて、楽しく有意義な3日間でした。自分の命や仲間の命を守るためにも、この訓練は絶対に必要だと強く感じました。」
リラックスした中にも緊張感があり、有意義なコースとなったのも皆様のチームワークがあってこそです。シビアな環境でお仕事をされる可能性のある皆様、そして皆様の仲間の大切な命を守るためにも、ぜひ多くの方に訓練を受けて欲しいと願っております。そういう必要性を感じ取っていただき、ありがとうございます。そして、ご受講、ありがとうございました。(NSTCより)
「この訓練は、私の将来的な仕事に大変有意義で役立つものです。講義は大変満足のいくものであり、実技はもっとたくさん受けたいと感じました。たくさん実技で練習をつめばつむほど、生存率は向上すると思います。」
貴重なご意見、ありがとうございます。実技に関しては、私たちもできるだけたくさん盛り込みたいと考えております。3日間のBOSIETコースの中では、スタンダードに則して可能な限り実技の時間を取っております。5日間のSTCWコースなど、コースによって実技の時間を多く取るものもございますので、ご参照ください。今回お持ち帰りいただいたテクニックを、ぜひ職場の皆様でレビューするなどし、技術の維持・向上を目指してください。そして、4年後のFOETで再びお会いできることを楽しみにしています。ご受講ありがとうございました。(NSTCより)
「当初は訓練はそんなに難しい物ではないだろう、と甘く見ていたが、実際は、使用する器具、手順などが多く想像以上に難しいものだった。特にヘリコプターからの脱出訓練は、今回の講習を受けているのと受けていないのでは大きく生存率が変わってくることを実感しました。有意義な訓練になりました。有難うございました。」
実際に消火器から薬剤を放出したり、非常用呼吸具を使用して水中脱出をしたり、実際に救命艇を進水させたりするのは、なかなか体験できない訓練だと思います。それぞれに手順はありますが、訓練で体験したことを落ちついて思い出し、対処してください。今回の訓練で得た技術を利用するシチュエーションに陥ることなく、また4年後のFOETでお会いしましょう!ご受講ありがとうございました。(NSTCより)