OPITO認証BOSIET・HUETコースとADC/ADEコース開催 12月13日~12月16日
街中は、クリスマスのイルミネーションが華やかとなりました。ここNSTCでも、街の華やかさに負けないくらいの「情熱」を持たれた皆様が訓練を受講されていました。
(12月13日~12月15日BOSIET、12月14日HUET、12月16日ADC/ADE訓練開催)
写真は、HUET訓練(Helicopter Underwater Escape Training:ヘリコプター水中脱出訓練)での一コマです。HUET訓練では、写真中央の青色の模擬ヘリコプターに乗り込み水中にて転覆、その後脱出するという訓練を行います。写真 手前の赤いヘルメットを着用されている方は、次の訓練の順番待ちをされている方々です。視線の先は、模擬ヘリコプター装置で、真剣な表情で他の方の訓練を見学し、脱出テクニックを習得されようとしていました。
次の写真は、BOSIET訓練(Basic Offshore Safety Induction and Emergency Training:安全に関する基本訓練)のシーサバイバルでの一コマです。
この写真は、水中から撮影したものです。実施しているトレーニングの内容は「グループハドル」という、水面でのサバイバルテクニックの一つで、生存率の向上につながります。
最後の写真は、ADC/ADE訓練(Aircrew Ditching Course, Aircrew Ditching Course including EBS:ヘリコプター乗員向け不時着対応訓練、EBS【非常用呼吸具】を使用したADC訓練)での一コマです。
こちらは、消防関係等の方がご受講されているので、 HUET訓練とは違った雰囲気がにじみ出ています。正直、圧倒されそうでした。写真の青色の機体は、ヘリコプターが水面に安全着水した状態を想定した模擬ヘリコプター装置。赤いスーツ着用者は救助員の方。写真中央の人形は、ヘリコプターで搬送途中であった負傷者を模した人形。「犠牲者は誰も出さない。」との意気込みが ひしひし と感じられました。
いただいたコメントのうち、いくつかをご紹介致します。
「4項目の実技(鼻栓なしで模擬ヘリコプターを転覆させる訓練)が鼻から入り辛かったですが、貴重な経験が出来これからのヘリコプターでの自信につながるかと思います。ありがとうございました。」
「全体的にスケジュール通り進行していた点が良かった。機材も実際に使用されている物と同等品であった為、イメージがつかみやすかった点が良かった。」
「講師の講義に入る時の雰囲気作りが素晴らしく、充実した講習であった。
また、安全管理が十分でとても安心して実技を受けることができた。
この講習の一部でも実情の活動に役立てるよう自分も努力したい。」
様々なコメントありがとうございました。
今年もあと僅かです。病気等なさらないよう、健康に気をつけてお過ごしください。
今週の訓練で、年内の訓練は全て終了致しました。年末までの残りの期間は、来年の訓練準備やメンテナンスに努めて、来年も皆様に一層ご満足いただける訓練の提供を目指して参ります。
今後ともよろしくお願いします。
(NSTCより)