海の豊かさを守るための活動
去る10月22日に水中清掃や環境調査などのイベントを開催しているMr.DIVERさん(
https://mr-diver.hp.peraichi.com)からのお誘いを受け、水環境館主催の「第4回くいとめろ大作戦」に参加してきました。
この活動はSDGsの一環として行われ、紫川(北九州市)汽水域の河川ゴミをカヌー、SUP、ボート、水中ロボット、ダイバーが協力して清掃するというもので、NSTCは2019年以来の参加となりました。
(写真:エントリー(入水する)ダイバーたち)
ダイバーチームは九州職業能力開発大学校の学生達が開発したダイバー支援ロボットと協力して紫川の水中ゴミを清掃するというプロジェクトに挑みました。
大芝生広場前の浮桟橋から水環境館前の浮桟橋まで約300mの範囲の清掃活動で、空き缶、ペットボトルをはじめ、炊飯ジャー、台車、自転車、原付バイクなど大小さまざまなゴミを回収!
(写真:自転車を引き上げるダイバー)
終了後、ロボットを作成した学生の方達との意見交換では、「今回はゴミ回収支援ロボットでしたが、動くスピード、浮力も十分にあることから人命救助などに転用してみては」などなど大人の意見として言いたい放題言わせていただきました。今後の発展に期待大です!
(写真:お掃除ロボットとダイバー)
参加者の皆様は、市内の中心部に近くて人の往来(見物客)が多いことと、終日NHKの取材ありで、少し緊張しながらもいつも以上にきびきびした動きで活動されておりました(笑)。
業務で培った技術をこのようなボランティアで思う存分に駆使することで、NSTCスタッフの力にもなりますので、また機会を頂戴しましたら参加させていただきます!
また、今回は紫川での訓練提供が可能であるかも検討しました。
12~15名が一斉に入水できる水域の広さは◎
水深は平均3m、流れは弱く、適度な水中視界(水底に着底してしまうと泥が舞い上がり水中視界0mですが)
SUPでの水上警戒になりますが、船外機付きゴムボートを準備できれば訓練も更に充実できるでしょう。船の往来を気にせず訓練できるのは先日の記事の「海洋実習」と比較したときに魅力ですね。
昼食時の休憩場所、器材の移動は要検討です。
…などなど、新しく訓練を行っていく事も日々考えています!
(写真:ボランティア終盤にSUPに引っ張ってもらうNSTCダイバーたち)
訓練課(中山)/品質管理課(坂本)