ヘリコプター乗員向け不時着対応コース(ADC)開催 8月20日
全国的に不安定な天候で、各地で大きな災害が起こっています。そのような災害時に私達市民を救助する消防航空隊員の皆様に、8月20日、ヘリコプター乗員向け不時着対応コース(ADC)をご受講いただきました。座学では理論や午後の実技で必要となるポイントを押さえます。午後の実技では、隊員向けということで難易度の高い演習を、段階をふんで実施します。今回は特に質疑応答が活発で、受講者同士の交流も盛んでした。
不時着水後、筏を展張する
要救助者を筏へ搬送
たくさんの意見が出たデブリーフィング
実技を1回終了する度にデブリーフィングをおこない、次の回に改善できるポイントなどを全員で話し合います。これを実技ごとに繰り返すことで技能も向上させ、反省点と自信を持ち帰って業務で活用していただきたいと思います。
頂戴したコメントの中から、お一つご紹介いたします。
・有意義な訓練だった。
・体験するとしないでは、雲泥の差があると感じた。
・最初はすごく緊張したが、何回か水に入ると落ちついて、良い緊張感を持って訓練できた。
・心構えができた。
実際に体験して得た感覚や印象、そういったものを大切に忘れずにいていただければと思います。落ち着くことが大切だということも体感していただけたのではないでしょうか?またのご受講をお待ちしています!(NSTCより)
その他、皆様から「このような想定の訓練もしてみたい」という要望もいただきました。貴重なご意見は、今後の訓練のパワーアップに活用させていただきたいと思います。今後とも、皆様のお声をたくさん頂戴したいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。