EOP訓練
まだまだ、寒い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。NSTCでは通常通り、訓練を提供しております。
早速ですが、題名にあるEOP訓練について説明したいと思います。 NSTCでは様々な業界の基本安全訓練を提供しており、その中で緊急時にどうするかということを訓練しているわけですが、訓練提供中の緊急事態に対しても同様に備えておく必要があります。 もちろん安全最優先の訓練実施が大前提ですか、万が一の際には迅速に行動できるように、それぞれの訓練に係るスタッフで、訓練中に発生する可能性のある緊急事態を想定した訓練を定期的に実施しております。 NSTCではEOP(Emergency Operational Procedure)訓練と呼んでおります。
先日、筆者が担当する風力発電業界向けのGWO基本安全訓練のモジュールである高所作業訓練中の緊急事態を想定した訓練を実施したので、下の写真をご覧ください。(本モジュール実技訓練の1シーンに似ています。)
ナセルからの避難を想定した訓練の際に、何らかの理由で降下途中動けなくなった方を素早く救助する訓練実施中。
ところで、トピックとは別の話になりますが、最新の基本安全訓練改訂スタンダードバージョン16.1で高所作業訓練の有効な修了証はシーサバイバル訓練受講の前提条件になりましたのでご留意ください。2023年4月より、弊所NSTCでもシーサバイバルのみのご受講者も対象となります!
EOPはあくまで万が一の事態が発生した場合のことです。訓練はいつでも安全第一実施しておりますので、ご安心下さい。 ご受講お待ちしております。
(訓練課:松室)