GWO基本安全訓練開催 1月18日~23日
1月18日から5日間、風力発電業界に従事される方向けのGWO基本安全訓練の4モジュールコース(5日間コース)が開催されました。そして、1月22日から23日の2日間にかけては、以前に4モジュールコースをご受講いただいた受講者から前回受講しなかったシーサバイバルコース(2日間)受講をご希望いただき、GWO基本安全訓練シーサバイバルを開催しました。
訓練が終わる週末には記録的な大寒波が到来すると言われていましたが、訓練中は、そこまでの寒波に見舞われることなく開催する事が出来ました。
皆様、強運の持ち主の方ばかりのようですね。
下の写真は5日間コースWorking at Heightでの訓練風景です。緊急事態発生の想定で訓練を実施しています。「訓練想定:20m上部梯子で仲間が意識消失。安全な下の場所まで移動させる」という訓練です。 「えぇっ!?20m上部梯子で意識消失?落下して大けがしないの?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、このような高所作業では落下防止装置を装着し作業を行っているので、簡単には落下しません。でも、落下しませんが動けないので他の仲間が助けにいかなくてはいけない可能性が出てくるわけです。
黒ヘルメット:助ける人 緑のツナギ:助けられる人形
訓練では、3mの高さから30㎏の人形を下しているのですが経験してみるとこれが意外と大変なのです。一度 皆様にも体験していただきたいほどです。
さてさて お次は2日間コースのSea Survivalでの訓練風景です。こちらの想定は、「訓練想定:洋上風車の最上部(ナセル内)より緊急降下装置を使用して洋上に緊急脱出する」という訓練です。訓練では、5mの高さから降下します。
写真中央、降下訓練実施中の写真。
緊急降下装置の使用に慣れる為にも真剣な眼差しでご受講されておりました。
各コースご受講の皆様、本当にお疲れ様でした。
NSTCではいくつかの訓練を御提供させていただいていますが、その多くは緊急事態に見舞われた時に対応する訓練。どうかNSTCで培った技術を使用しないで済むよう お仕事に従事されてください。
皆様、今年一年も お仕事 「ご安全に」です。
(NSTCより)