OPITO認証BOSIETコース開催 2月23日~25日
三寒四温の時節、2月2回目のBOSIET訓練を開催いたしました。受講者の方々も体調管理に大変な季節です。訓練は屋外やプールを使用し、普段の生活や仕事場とは違った環境で、普段使わない筋肉や身体を使って、心地よい筋肉痛になられたのではないでしょうか。
今回は、BOSIETコースのHUET(ヘリコプター水中脱出訓練)のEBS(Emergency Breathing System)に慣熟するための訓練を紹介します。
EBSとは、ヘリコプターが不時着水後、転覆した際に、水中からの脱出時に呼吸を助けるための非常用の呼吸具です。水中での呼吸時間を延ばすことができます。このような器具は、皆さん初めて使用されるもので、まずは水に入る前に器具をくわえて呼吸の仕方を練習し、その後に水中での呼吸、水中での移動(右下の写真)へと段階的な訓練を行なって、慣熟を図っています。受講者のヘリコプターから脱出する訓練というプレッシャーは、相当大きいものと思われますが、器具の慣熟から段階を踏んでの訓練となっておりますので、安心して脱出訓練に臨むことができます。
受講者から頂いたコメントをご紹介します。
「水に慣れていないところが自身にあり、受講するまでかなり不安に思っていましたが、緊急事態に対する手順も含めて、訓練を受けたことで不安感は払拭されました!受けて本当によかったです。消火訓練の消火器の使用時も肩を持ってくださっていたので、安心して受けられました。」
なかなか、普段の生活と違った環境での訓練ですので、スタッフ一同、快適な環境と訓練しやすい雰囲気をつくれるように努めております。
最後になりますが、ここ北九州の戸畑でも少しずつ春の足音が、聞こえてきております。訓練棟の横の駐車場にある花壇のチューリップも芽吹いています。来月下旬には、チューリップの✿花✿がお迎えできると思いますので、乞うご期待下さい。