STCWコース開催、9月5日~10日
台風や低気圧で雨が降る度に、少しずつ気温が下がってきています。
あともう少しで、気温も過ごしやすく、紅葉や読書を楽しんだり、自然の恵みを美味しくいただける秋が到来します。
さて、NSTCでは9月5日から10日の5日間、OFCF(公益財団法人 海外漁業協力財団)の受け入れで漁船の仕事を勉強しているミクロネシアとパプアニューギニアからの研修生の皆様に、STCWコースをご受講いただきました。NSTCでは、日本海事協会やマーシャルからIMOモデルコース1.13・1.19・1.20・1.21をSTCWコースとして日本語と英語の両方で提供する認証を受けています。今回は、英語でコースを提供致しました。
個々の生存技術の救命艇実技では、救命艇に乗艇して海に進水・離脱する前に、シミュレーションルームにある救命艇の模擬装置で進水の仕組みなどを学びます。今回は、その時の写真をご紹介します。
スタッフにとっても普段は耳慣れているSTCWの講義や実技が、英語になるととたんに新鮮に感じますが、内容は日本語と英語どちらも同じです。英語を母国語とするインストラクターや英語を堪能に操るスタッフが、研修生の皆様に多くのことを学んで帰国して頂けるよう心を込めてコースを提供致しました。
受講者の皆様は、日本という慣れない環境での訓練ですが、最後まで元気に訓練に参加され、無事に修了されました。
NSTCでは、STCWコース以外にも、OPITO認証BOSIET/FOET/HUETコース、GWO基本安全訓練など、英語と日本語の両方で対応している訓練がたくさんあります。海外からのご受講につきましても、お気軽にご相談ください。