「熱い」訓練を提供するための大型機器
先週は、秋雨前線の影響で雨のスタートとなり、今週は台風21号の大雨と強風の幕開けとなりました。この2週間の訓練は、16日に救命講習、19日ADC、20日FOET、21日SPC、23日及び24日にSTCWのリフレッシャー訓練を、潜水関連の訓練は、16日から20日まで潜水技術研修、23日から27日まで海洋実習を行っておりました。気温が下がりかなり肌寒くなってきました。プールの温度も27度を下回り、ボイラーを焚いて水温を上げる時期になりました。
今回は、プールに関する水温を上げるボイラーやプールの水の塩素濃度などを管理している機械の紹介をしたいと思います。
プールの塩素濃度を管理する『純』です。
正式名称は、「自動残留塩素濃度制御装置」です。プールのろ過循環水の残留践祚濃度を計測して、次亜塩素酸ソーダにて塩素減菌をしています。
次に、プールの水をろ過循環している装置になります。丸い2個1台のセットで、4台を使ってろ過循環しております。
最後に、プールとシャワー用の水のボイラーになります。
正面 横
右側がシャワー用で、左側がプール用のボイラーになります。バコティンヒーターと言われていますが、スイッチを入れると“バコティン、バコティン(聞き間違い?)”と「壊れた?」と思うくらいの音がして、昇温しています。
これらの装置で、水質管理と真冬でも凍えずに訓練ができる環境を作っています。後は、インストラクターとスタッフのメラメラ燃える熱意で訓練しやすい雰囲気をつくれるように努めております。
おまけ
NSTCでは、訓練を開催している時には訓練棟横の掲揚台に、国旗、ニッスイマリン工業の社旗及びNSTCの旗を掲揚しております。訓練に来所された時にご覧ください。なお、雨天時は掲揚しておりませんので、悪しからず。
(訓練業務部長 森下)