拡張
NSTCの若松消火訓練施設での消火訓練では実際の火を扱います。その火を消すのです。大きな声で、二か国語(英語と日本語)を使って「火事だ!」と叫び、大量の水や泡等のような様々な消火剤を使います。ここで学ぶことは単なるテクニックだけではなく、火を消すときのリアリティを学びます。訓練の舞台がリアルであればあるほど、受講者の記憶に焼き付きます。そうすると、実際に火災に遭ったときでも「同じような場面を訓練で体験したはずだ」と自分を言い聞かせ、立ち向かうことができます。
このようなリアルで品質高い訓練を提供するためには、訓練するスペースが必要です。実は、8月から訓練場を拡大してより良い訓練を提供するため、若松の訓練施設では現在、拡張工事をしています。
広くなった訓練場でどのように訓練を展開していくのか、スタッフも楽しみにしています。更新講習で再訪される受講者の皆さまは、ぜひ拡張した施設をご覧になり、以前と見比べてください。
(訓練運営部 ビクター)