安全文化
みなさんは安全文化をその日の仕事が終わったら、仕事場に置いて帰ってはいませんか。
私生活での安全がしっかり保たれていない人が多いのではないでしょうか。仕事が終わり次第、私たちの安全意識は翌日出勤するまで遠のいてしまいがちです。
六月、そして今週も福岡地域は大雨に見舞われましたが、これは、私たちが非常事態に備え、安全意識を常に保たなければならないというリマインダーでした。
私たちは仕事の為に消火器とファイヤーブランケットの使用法を訓練します。
・家や車の中に消火器やファイヤーブランケットを常備していますか。
・あなたの不在時にあなたの家族はそれらを使用できますか。
・たこ足配線などのファイヤーハザードは家にありませんか。
私たちは仕事の為に心肺蘇生法やAEDの使用法を訓練します。
・家や車の中に、使用期限内の応急処置キットは常備していますか。
・あなたの家族は切り傷、擦り傷、そして骨折などの基本的な応急処置ができますか。
・あなたの家族はのどが詰まった人に対してハイムリック法の処置ができますか。
その他、シーサバイバル、高所作業、閉鎖空間作業など様々な訓練が仕事で必要とされていますが、これらの知識や技術は私生活で家族や友人たちの為にも活かすことができます。
多くの事故は家にいる時や移動中に発生します。私たちの持っている知識や技術を利用し、共有することで以下のようなメリットがあります。
・家族と良い時間を過ごすことができる。
・もしお子さんがいるのであれば、彼らが非常時に対応できるという安心感がある。
・愛する人たちや周りの人たちを救うことができる。
あなたは訓練の修了証は仕事上での安全の為だけに必要なものではありません。それは生活の質の為であり、共有されるべきものなのです。
(訓練部 ロバート)